六弦的再認識

2016年05月30日 怒涛の5月がようやく終わり、気付くこと!


Devid Thomas McNaught Vintage Double Cut



「スンゲエ気持ちいい!」

ようやく、GW後のオーダー騒ぎも昨夜で一応の終結となりました。ふう・・・。思いっきり働いたなあ〜!と、しみじみしつつ思い出したことがありました。2005年に手に入れたまま弾くこともなく仕舞い込んでいたギターがあります。Devid Thomas McNaught Vintage Double Cut です。こいつを手に入れた経緯は当時書きましたね。かなり劇的な話だったのですが。気になる方は以下でお読みください。

http://www.tanabe.tv/top/dokudan2005/1109.html

このギターを長年弾かなかった理由は、手に入れた直後に鬱病がとても酷くなって、ギターを全く弾けなくなったからです。弾けないというより、音が覚えられなくなったのです。フレーズが記憶に残らなくなったのですよ。いくら練習をしても、次の日にはすっかり記憶から消えていました・・・。当時、ジャズギターの個人レッスンに毎週通っていましたが、それも続けられず止めてしまいました。

というわけで、Devid Thomas McNaught Vintage Double Cut は、とても素晴らしいギターなのですが、ほとんどアンプを通して音を出したことがなかったのですよ。

昨夜、仕事が終わった安堵感からこのギターの存在を久々に思い出し、引っ張りだしてペダルのサウンドチェックも兼ねて弾いてみました・・・。すると・・・ええっ?なにこれ〜〜〜!!!!スンゲエ気持ちいい!大好きなサウンドです!えええ〜〜〜なんで今まで仕舞い込んでいたんだろう〜〜〜!!!10年も放りっぱなしで勿体無いことしました〜〜〜!!!と、思わず反省する始末。とはいえ、鬱病によってギターを弾けない期間が長かったのも事実ですからね。ほぼ7年間です。

そして、もう一つサウンドが気持ち良い原因に気づいたのです。なんと、このギターを手に入れた時には、まだ弾駆動や禅駆動が世の中に生まれていなかったのです。つまり昨夜初めて弾駆動を繋いで弾いてみたってことなんですよ!はははは!納得!!!

他にもほぼ弾いてないギターが手元に何本もあります。例えば、2008年に手に入れた、PRS McCARTY HOLLOWBODY II w/PIEZO も素晴らしいギターなのですが、これまたほぼ手付かず。鬱の真っ最中になんで手に入れたんだろう?と、思い返してみると・・・。



2008年はリーマンショックで世界中が大騒ぎ。特にアメリカが大揺れにゆれていました。その際に、ふと耳にした話がありました。アメリカのギターコレクターがリーマンショックによって金欠になり、高額なギターをeBayでたたき売りして現金化しているとの噂が流れてきたのです。ホンマかいな?とeBayを検索してみると、ほほう!なるほど!出てますでてます!

ということで、本来なら定価で90万円ほどする未使用状態の「PRS McCARTY HOLLOWBODY II w/PIEZO」を見つけました。様子探りで試しに入札するとあっさり26万円で落札!私にもっと財力が有ったら他のギターも買いまくっていたのでしょうが、とりあえずこの1本だけでやめときました。

時間ができたら、このギターも弾駆動や禅駆動を使って音量を上げて弾いてみたいと思っています。近日中にね。そう思い始めたら、とにかく私が持っているギターたちは、ほとんど私がペダルを作り始める前に手に入れたものばかりです。つまり、弾駆動、禅駆動などを繋いで弾いたことがないギターばかりなのですよ!それに気づいてビックリの本日です!


本日の結論
ペダルを作るだけの日々はイカンなあ〜〜〜!!!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE