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「その年令も3年後に迫ってきている現実」

結婚ってなんだろ？的な疑問をいだきつつの生活がもう41年目の記念日を迎えました。いまだに、他人同士がこうやってずっと一緒に暮らすことの不思議さを感じています。夫婦は一心同体的な雰囲気を持っていますが、実はその中にも少し相容れない部分があり、それを精神的に無意識に排除しながら日々暮らしているといった感じでしょうかね？

かつて30歳位の頃、夜中に目覚めて・・・ふと隣を見るとカミさんが寝ていました。その寝顔を見てとても不思議な感覚に襲われました。「この人はだれ？何故ここに居るの？」いやいや健忘症の話ではなく、そこに存在しなければならない必然性についての疑問が湧いたのですよ。もっと言えば「何故、私と一緒にここにいてくれているんだろうか？」という感じ。その感覚は今も続いていますね。

もうお互いに空気のような存在になって居るとは思うのですが、それでも「他人」の部分は絶対消えないですよね。お互いが育ってきた環境や受けた教育、体験を含めて同じではないのですから。そのズレの幅が結婚して長年経つと少しずつ一緒に生活した年月に比例して割合が少なくなってくると。そんな感じかなあ・・・。

この年になると、お互いに日々やりたいことをやって生きている感じがします。カミさんは週に5日以上のスポーツクラブ通い。私は仕事したり映画見たりドラマ見たり、あれこれ書き散らしてみたり妄想しつつ遊んでます。家から出ないので、あまり金は使わなくなりましたがね。でも、ネット社会ですから一番の敵はAmazonですなあ！物欲がふと湧いてしまうとポチリです。最近ポチリとした品は・・・。 Amazon Fire TV Stick です。

最近のお互いの行動で面白いのは、夜ベッドに入る時です。イビキがうるさいと言うので長年家庭内別居をしていますが、それぞれがベッドに入って眠くなるまで iPad で Amazon Premiam ビデオ の映画やドラマを観ています。ほぼ毎晩ですので、Amazon Premiam の年間会費なんてすぐに元がとれますよね。もちろん Amazon Premiam の配送料もタダだし。しかし、私は昼間ほぼ一人で家にいるので、寝転がっているわけにも行かないし大画面で観たいなと思うこともあり Amazon Fire TV Stick を購入してみました。作動は快調ですね！Apple TVより作動にサクサク感があります。使い勝手良し！家庭内LANを 9月から NURO にしたのでそのスピードの恩恵もあるのでしょうがね。

さて、この先は何歳まで一緒に生きていけるのでしょうか？この年になると病院の検査の度に何らかの不具合が見つかり、治療を繰り返しています。高血糖、高脂血症、突発性難聴、肝臓障害、高尿酸値、もう、老人あるあるのオンパレードです。90歳まで生きようと思ったら、まだ26年間生活していかなければなりません。体の劣化との戦いがこれからさらに激化するはずですね。車の運転だって、もう余り好きではなくなりました。出来れば避けたいです。頑張っても、あと10年もすれば運転免許証を返上するのでしょうね。

そう！今日書いていることは生きていることと、終わりに向かうことは同じことなのだとの認識を新たにしたってことなんだね。50歳位まではいつまで生きるかをあまり認識したことはなく、それが必然であるとも考えていなかったと。そして60歳を超えると、体の劣化とともに終末を意識し始めるのですよ。父の享年を超えたいとだけは漠然と思っていたけど、その年令も3年後に迫ってきている現実。

私は日本人の平均寿命まであと15年ほど。100歳まで生きるとして残りは35年。さあ！劣化した体でこの期間を妻と一緒にどう過ごしましょ？そんなことを考えている本日の結婚記念日でした！


本日の結論
ついに、血糖値測定器を発注しました！

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。

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